陽気なギャングが地球を回す

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

面白かったです。伊坂幸太郎らしく洒落がきいてて面白く、小気味よい小説でした。主人公たち銀行強盗の仲間がよい。人間嘘発見器と、演説の天才、百発百中のスリ、完璧な体内時計を持つ女。それぞれの能力が魅力的だし、キャラクターも良い。手際も見事で格好良くて、犯罪者だけど憎めない。伏線もうまく張ってあって、最後はすっきりでした。面白かった。

映画が見たいです…公開されたときに、面白そうだと思ったのに地元ではやってなかったので。読んだ後だと配役がいろいろ気になるなぁ。

<77冊目>