ボトルネック

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米澤さんの、非シリーズ物の青春小説。主人公が、強い眩暈に襲われて東尋坊の崖下へ落下、気が付いたらそこは“自分が産まれなかった世界”だった、っていう始まり。パラレルワールドもの?懐かしくも爽やかでもない青春。痛いです。痛いけど、痛気持ちいい感じではない。気持ち悪いというか、絶望感にやられる。しかも最後、あれ?って感じで終わっていて、微妙でした。これを米澤さんが書いたというのが心底意外だ。

<81冊目>