武士道シックスティーン

武士道シックスティーン

宮本武蔵を心の師と崇める、子供の頃から剣道一筋の香織と、日舞から転向した剣道歴３年の早苗。剣道に対する考え方も、性格も違う二人が同じ高校の剣道部に入って、ぶつかりつつも互いに影響し合い成長し、良きライバルとなっていく。香織のキャラクターがかなり独特で、最初はちょっと引きましたが、面白いです。わりと都合よく話が進んじゃう感もあるけど、ふたりが様々な挫折や迷いを乗り越えて強くなる姿はとても良い。ラストはとても素敵で、ジーンとしました。

＜５冊目＞