ファイアスターター 上

ファイアスターター (上) (新潮文庫)

ファイアスターター (上) (新潮文庫)

初のキング。宮部みゆきさんの『クロスファイア』の着想の元になった作品ということで前から興味を持っていました。少しの報酬欲しさに大学の実験に参加した主人公は、そこで投与された薬のせいで超能力を得ることになる。その後同じ実験の被験者だった女性と結婚するが、二人の間に生まれた娘は、心で思っただけで火をつけてしまう能力=“パイロキネシス”を持っていた。主人公とその娘がずっと追われる立場にあるので、息が詰まる展開が続きます。望んだわけではないのに手にしてしまった能力。面白いのですが不憫で気が滅入って、下巻は読みきれないまま図書館に返してしまったので、読むのが先になりそう。読めるかな?

<18冊目>