秋の花

秋の花 (創元推理文庫)

秋の花 (創元推理文庫)

「円紫さんと私」シリーズ3作目。これまでは中編の形をとっていたのが、今回は長編。日常の謎が主だった今までとは違って人の死を扱っています。謎も、真相もとても重く厳しいものでした。ただ最後に少しだけ救いがみえる。それすらも読んでいて心が痛く、涙が出たけれど。色々なことを考えさせられ、深く響いてくる本でした。

<55冊目>