きのうの世界

きのうの世界

きのうの世界

ある日唐突に失踪した会社員の男が、彼と縁のない町で殺害され発見された。その謎を追うミステリー。何かすごく読みにくかったです。人とか町とか、語り方はいつもの恩田さんらしい感じなのですが、それをひたすら重ねてる感じで物語として盛り上がりが無いように思った。引き込まれないというか。結末も非現実的で拍子抜けだし。これまで読んだ恩田さんの小説の中でも特に好きになれない感じで、残念。

<76冊目>