書店員の恋

書店員の恋

書店員の恋

タイトルと装丁に惚れました。作者さんはドラマの脚本家として知っていたのですが、小説も書かれてるんですね。大手書店に勤める26歳の女性が主人公の恋愛小説。恋人とのすれ違いや、新しい出会いに揺れる気持ち、仕事に対する思い入れなど、とても丁寧に描かれていて良かった。友人や同僚、出版社の人など、主人公を取り巻く人もリアリティがあって。何より全体に漂っている本への愛情がとても心地よかった。特別大きな感動は無いけれど、これを読んでいる間はとても楽しかったです。ドラマを見ているような気持ち。

<3冊目>