テンペスト 上 若夏の巻

テンペスト 上 若夏の巻

テンペスト 上 若夏の巻

本屋大賞第4位。時は江戸末期の琉球王朝。少女・真鶴は学問の才能に恵まれながら、女に生まれたことでその力を活かせずにいた。そこで宦官の寧温として性別と名前を偽り、王府の役人になる道を選ぶ。ドラマティック琉球王朝ロマン。個性的なキャラクターたちに、寧温を待ち受ける苦難、それを切り抜ける彼女の才覚。この美しい琉球の世界にどっぷりと入り込んで、ページをめくる手が止まりませんでした。ちょっとファンタジーっぽい、少し前の少女漫画みたいな雰囲気があって、歴史ものだけど読みやすい。上巻もめちゃくちゃ気になるところで終わっていて…早く下巻が読みたい。予約待ちなのですが、早く来ないかなー。

<35冊目>