猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

若き天才チェスプレイヤー、リトル・アリョーヒンの物語。チェスがこんなにドラマに溢れたものだと初めて知りました。静かに詩的に綴られる、盤下の詩人が残した奇跡。最後は哀しさと愛しさで胸がいっぱいになって涙が零れた。優しくうつくしい小説。

<57冊目>