少女たちの羅針盤

少女たちの羅針盤

少女たちの羅針盤

ストリートから始まった女子高校生四人組の演劇ユニット「羅針盤」。メンバーの突然の死によって活動を停止してから四年、復讐が始まった。現在と四年前が交互に語られるミステリー。真相は割と簡単に読めるけれど、この本の主題は演劇の部分。羅針盤の結成から、ストリート、コンクールと活躍する姿、だんだんと分かり合っていく仲間達が良かった。あんまりキャラクターには共感できなかったけど、それでも引き込まれました。

<82冊目>