読書

檸檬のころ

檸檬のころ

青春モノに弱いので気になって読んでみた。こういう地味めのふつうの青春も良い。短編の中では「ラブソング」が好きだった。せつないんだけども。「雪の降る街、春に散る花」の最後で、主人公が大学進学の為に上京するところで、何故か逆に自分が大学卒業して戻ってきた時のことを思い出して泣きそうになった。