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不安な童話 (新潮文庫)

不安な童話 (新潮文庫)

何か本当に私は先天的に恩田陸が肌に合うような気がします。結構初期の頃の作品なので文章がこなれてなくて、読みづらいところもありますが、楽に読める。話はそれほど何ということもなく、まあ面白いミステリーって感じなんだけど。何かお姉さんと主人公の場面とか変に好きだ。あの辺の書き方がらしいなって思うんだけど私だけかな。お姉さんが仕事から帰って来たところとか、主人公の前の職場での話とか、女性の描写が。あと関係ないんですが先生が好きです。大人なのに好奇心旺盛で子供っぽいところもあって。何かね、いい歳して自分のこと“俺”とか言う人好きなの。萌える。

<88冊目>