読書

上巻は実は数日前に読み終わってたんですが、感想アップするのを素で忘れてた…下巻を読み進めるのに必死になりすぎて。すごい長いんですが、とても面白かったです。ふぅ。月の影〜に続く本編。陽子が景王になって、でもそれでめでたしめでたしじゃない。政がうまく行かなくて苦しむ陽子。蓬莱から才に流されてきた鈴。芳の公主の座を奪われた祥瓊。三人の少女のお話。なかなか最初は辛いです。つか、鈴と祥瓊がムカついてムカついて。陽子のパートになると心が安らいだものですよ(笑)。でもこの二人も自分の間違いに気づいて。そこはかなり良いです。清秀の言葉が、楽俊の言葉が、自分が言われてるように突き刺さる。鈴や祥瓊みたいに感じてしまうことは、きっと誰にでもあるから。この言葉は忘れずにいたいと思った。下巻とかはトントンと進んでいきます。だんだんと3人の道が交わっていってドキドキしますね。最後はスッキリで面白かった。終章がまた素晴らしいです。陽子素敵。

<53冊目、54冊目>