青空の卵

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

連作短編集で、主人公が引きこもりの友人に身の回りの小さな謎を持ち込んで、解決する…みたいな設定。でも謎も解決もそんなにミステリ的ではないので、普通の小説に近いと思います。何となく前から気になっていて今回読んでみたのですが…見事に好みと合いませんでした。そんなにうまくいく?ってくらいスムーズに話が進むし、出てくる人が全員善人なのが気持ち悪くてちょっと嫌だった。気に入る人もいると思うけど、現実的じゃなくて共感できなかった。あと主人公と友人との関係が密接すぎというか微妙で;そういうの嫌なわけじゃないんですけど、書き方が好みに合わなくて引いてしまいましたね。

<2冊目>