底辺女子高生

底辺女子高生 (幻冬舎文庫)

底辺女子高生 (幻冬舎文庫)

著者の高校時代を綴ったエッセイ。“底辺”ってあるように、学校が嫌で家出したり、授業に出ずに保健室に居座ったり、そんな感じの美しくない高校生活。でも輝かしい青春を送ってる人なんてほんの一部で、殆どの高校生はもやもやと「本当の自分はこんなじゃない」とか思いながら生きてるもんですよね。自分が学校で辛いと思ってたことと重ね合わせて、ああ分かるーと思ったりしました。自分の辛さを言語化されて、ああ私これが辛かったんだ、と初めて分かったり。著者のイラストも入ってて、面白く読めます。今高校生で、底辺だよって人がいたら読むといいよー、て感じの本。

<6冊目>