中庭の出来事

中庭の出来事

中庭の出来事

難解でした…細切れに読んでたせいもあると思うけど、あんまり良く分かりませんでした;内容としては演劇の話で何重にも入れ子になっていて、脚本があったりその中で更に芝居が行われてたり、どこまでが虚構なのか現実なのかが読んでいて分からなくなります。でもこの本全体がやっぱり虚構なのか…という読後感でした。恩田陸の文章がもともと好きなので、字を追うだけで楽しめるけど、他の作家さんの本だったら途中で投げてたかも。恩田さん特有の実験的な小説ですね。初出は携帯での連載だったらしいけど、それこそ細切れに読むことになるのに、理解できた人がいたんだろうか…。

<7冊目>