ライフ最終回

そう終わるか〜という感じでした。マナミがいじめられるのは想定内だけど、最後まで彼女が分からないままだった。何であんなに歪んでしまったのかも分からないし(多分家庭環境のせいとかなんだろうけど)、いじめられる側に回ってそれでも歩には謝らないっていうのは意地だったのかな。プリクラを見て泣くシーンは見ていてうるっと来ましたが。しかしあのメガネのおさげの子が一番タチ悪かった。みどりはマナミに裏切られたことが辛かったんだなっていうのが分かるのでまだ同情の余地がありますが。ノリノリでいじめすぎだよ。傍観者も加害者、というのを表したキャラクターだったなぁ。

いじめは無くならない、という終わり方でしたが、学校におけるいじめ、というカタチじゃなくても同じようなことは沢山あると思う。会社に勤めてても、上司が気に入らない部下をいじめてたり、同僚の輪の中でも似たようなこと色々あったりするし。いじめとまでは行かなくても、誰かを馬鹿にして面白がったり、他人を見下したりすることで自分を肯定して満足感を得ようとする部分は誰にでもあるんだと思う。問題はそういう自分に気付いて恥じる気持ちがあるかどうかかと。

色々考えるところがあったし、脚本もキャストの演技も良くて面白いドラマだった。あと、次のドラマの予告でちょっとテンション上がりました。金城一紀脚本て!監督は本広氏だし。うわぁ見たい!