屍鬼〈2〉〈3〉

屍鬼(二) (新潮文庫)

屍鬼(二) (新潮文庫)

屍鬼(三) (新潮文庫)

屍鬼(三) (新潮文庫)

戻ってきました。この辺りから勢いが付いてきて、続きがどんどん気になってきます。外場の集落で続く謎の不審死と転居、それに解答が与えられるのが3巻。そこまでの過程がものすごくぞくぞく来るし、真相が掴めてからもすごく怖くて、緊張感が続いていく。ただ、恐怖の対象だった“屍鬼”の側の背景が書かれるにつれて、怖いだけではなくなってきて。途中までは怖くてなかなか本を開けなかったのが、だんだん悲しくて読むのに気が進まなくなる。これからどうなるのかなと思うと辛いです。でもここまで来たので最後まで見届けなくちゃという気持ち。残りあと2冊。

<69冊目><70冊目>