別冊図書館戦争Ⅰ

別冊 図書館戦争〈1〉

別冊 図書館戦争〈1〉

図書館戦争シリーズのスピンアウト第一弾。キャラクターのその後を恋愛メインで描いています。図書館の日々の小さな事件も。この本自体がシリーズ本編のネタバレとなっているので、未読の方は本編→別冊の順で読まれることをオススメします。

あ〜面白かった。恋愛が絡んだ小説を読むと、この二人のその後が知りたい!ってなるものだけど、実際はそれが形になっちゃったら興醒めだったりするんじゃないかなと思うんですよ。でも有川さんの場合は読者の想像のナナメ上を行くクオリティで、ほんと素晴らしい!そして超甘い!あとがきで避難勧告出されるだけのことはあります。柴崎じゃないけど「誰か強いお酒をちょうだいー!」ってなりますよ。有川さんのベタ甘に慣れてる私でさえ、じたばたにまにましながら読みました。久々の図書隊も嬉しかったし、恋愛以外も読みどころがあって良かった。一応別冊は2までなのかな?次も期待しております。

<26冊目>


以下ネタバレ感想。


まさに紆余曲折アソートな内容でしたね。バカップル期間とは言え色々あってじれったかったり当てられちゃったり。“純粋培養乙女・茨城県産”郁ちゃんが可愛すぎます〜堂上教官もかわいくてしかたがないんだろうなぁと。読んでてすごい楽しかった。あと手塚がどんどん良い男になってて大好き。真面目でいい子でちょっと不器用で、あぁかわいい。柴崎を泣かせてあげるとこ本当良かった。次はこの二人に進展があるといいんだけど。期待していいかな〜。