RDG レッドデータガール はじめてのお使い

熊野の深い山中にある神社の娘に生まれた主人公、泉水子。静かな暮らしを送っていたある日、小さなきっかけから彼女の周りに変化が起こり始める。現代ファンタジーってことでいいのかな?タイトルの通り一人の少女が、日常から不思議な世界に一歩踏み出すという感じ。緊迫した展開もあったりでハラハラさせられました。消極的な泉水子の心も物語のなかで少しずつ変化していって、いい感じ。でも話がこれから更に動き始めるってところで終わっていて、特に何も書いてないけれどシリーズ1作目ということなんだと思います。大きな大きな物語のはじまりの1冊。終わりは遠そうだけど、ゆっくり待ちたい。

<56冊目>