吉野北高校図書委員会

吉野北高校図書委員会 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

吉野北高校図書委員会 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

進学校の図書委員会を舞台にした青春小説。土地が徳島で、方言が柔らかくてそれが全体の雰囲気にも繋がっています。好き、気になる、通じ合う、大事、憧れ、羨望。たくさんの想いがあって、誰の気持ちも同じじゃなくて、それを恋や友情に分類するってすごく難しいことなんじゃないかなぁと思った。それぞれの一生懸命なそのままの想いがまぶしい。もう少し読みたいなというところで終わるのだけど、2作目が出るようなのでまた読んでみたいと思います。

<12冊目>