白い薔薇の淵まで

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

平凡なOLの主人公は、新人女性作家と偶然に出会い恋に落ちる。女性同士の恋愛を描いてますが、主人公がもともと同性愛者ではないせいか、それほど違和感なく読めます。お互い愛しているのに、一緒に居ても、離れても辛い。どこまでも求め合う恋。中盤からページをめくる手が止まらなくなりました。回想から始まっているので、行き着く先は分かっているのですが、結末は悲しくて切なくて胸が裂けるような気持ちでした。

<39冊目>