訪問者

訪問者

訪問者

山中にひっそりと佇む洋館に、その館を建てた故人の親族が集まっていた。そこに不穏な訪問者が次々と現れる。色々な登場人物が現れて、会話しながらお互い腹を探り合う、何だかお芝居みたいな雰囲気。ちょっとモヤっと感はあるけれど、一応着地はしているので最近の恩田さんには珍しい感じ。特に心に残るものはないけれど、楽しく読めました。

<66冊目>