人間失格

人間失格 (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)

人と心を通わせることができない主人公・葉蔵は“道化”を演じることでうまく生きようとする。自殺未遂、心中、薬物、どんどん堕ちていく主人公に同調し、読んでいて陰鬱な気持ちになります。何故“人間失格”なのか、それが分かるところが秀逸。

<76冊目>