読書

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

会社の同級生に借りました。いつか読もうと思ってたんですが、きっかけがあって良かった。すごく良い話でした。おじいさんと３人が少しずつ仲良くなっていくのが読んでて楽しかった。何て言えばいいのか、おじいさんはこれまで長い時間生きてきて経験とか知識とか思い出とか、たくさんのものが詰まっていて。対して主人公たち３人は、未来があって色々なものを吸収して成長していく途中で。そのおじいさんと３人が一緒に過ごして、心を通わせていくのって、読んでいて切ないような、愛しいようなそんな気持ちがします。死んでいく者と生きていく者というか。最後も良かった。山下好きだ。みんな好き。良い本でした。

＜79冊目＞