読書

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

最近自分の読書傾向がマンネリ化してきて、駄目だもっと新しいものにも手を出さないと!と思って、図書館で読んだことのない作家とか借りてみた。児童文学なのね。これは良いです。じんわりあったかい。主人公と栗田君との友情が良い。夏のプールのにおいがします。真夏に読むといいかも。

<19冊目>


楽園のつくりかた (角川文庫)

楽園のつくりかた (角川文庫)

↑と一緒に借りた。これも良い話。途中意外な真相が隠されていて、予想してなかったのでカウンターだった。私はこういう、日常の話にミステリー的な書き方が含まれてるものにつくづく弱い…途端に嬉しくなってしまう。でもその真相が辛くて、結構胸にくる。読み返すとほんと辛いよ。でも、最後には乗り越られて、とても良かった。都会暮らしの主人公が突然引越しで田舎の学校に転校することになって、という話なんですが、仲間の気持ちがとても優しくていい。物語の後半で主人公に送られてくるメールが、すごく良かったです。

<20冊目>