ナイフが町に降ってくる

ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)

ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)

“何かに疑問を感じると時間を止めてしまう”という奇妙な体質の男が、ナイフで刺されている男を見て時を止めてしまい、それに巻き込まれた主人公の女子高生と一緒に事件を調べる…という話。SF本格推理?この作家独特のジャンルですが、こういうの好きです。調べはじめると、何人もの人間がナイフで刺されてるんですが、あんまりにもナイフが出てくるもんで、夢に見るかと思った(笑)。こんだけ人が刺されてるとヘンな感覚になってくる…。オチは単純だったけど、結構やられた感があるかも。コミカルで面白かった。

<67冊目>