MY BEST BOOK 2006

今年読んだ本の中から、自分のベスト5を。

  1. 図書館戦争』『図書館内乱』有川浩
  2. 『一瞬の風になれ』佐藤多佳子
  3. 『風が強く吹いている』三浦しをん
  4. 十二国記小野不由美
  5. 『ぼくのメジャースプーン』辻村深月

有川浩は今年の大収穫でした。全てがツボにはまりすぎて…図書館シリーズがダントツですが、『空の中』も『海の底』も破滅的に面白いし。新作が楽しみで仕方ない作家です。2、3はどちらも今売れている陸上小説で、甲乙つけがたかった。どちらにも感動させられました。素晴らしい本です。4は余りにも有名だけど、今年初めて手を付けたんです。これまで読まなかったことを激しく後悔した…人生損するところだった。緻密で引き込まれる設定とか、登場人物たちの生き方とか哲学とか…面白いし考えさせられるシリーズですよね。『図南の翼』が一番好きかな。5は最も好きな作家の一人。文体、そこに流れる空気、テーマも物語も良かった。

今年もたくさん面白い本が読めてよかったです。来年も良い本がたくさん出ますように、出会えますように。

図書館戦争図書館内乱一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-一瞬の風になれ 第三部 -ドン-風が強く吹いている月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)