人格転移の殺人

人格転移の殺人 (講談社文庫)

人格転移の殺人 (講談社文庫)

舞台はアメリカ、国籍バラバラの男女6人が偶然に、人格が交換されてしまう装置に放り込まれてしまう。人格が次々転移するなかで更に殺人が起こって、という粗筋。西澤さん独特のSFミステリー。設定は突拍子無いけどミステリー部分は論理的で面白い。色々考えながら読んでたんだけど、最後はどんでん返しで思いも寄らない結末で気持ちよく読み終えた。こういうシンプルなカタルシスを味わえるのって良いです。

<45冊目>