名前探しの放課後(下)

名前探しの放課後(下)

名前探しの放課後(下)

読み終えました。ああもう、やられた!あやしいってずっと思ってて、これは伏線なんだろうなぁと思う描写も色々あったんですが、真相までには辿りつけず。きれいに騙されました。やっぱり辻村さんはすごい。最後のほうに出てくる病院のシーンがすごく良くて涙が出ました。あんまり言うとネタバレになるのであれですが、個人的にある登場人物の気持ちがすごく分かって感情移入していたので、感動しました。何か最初に読んだときに各登場人物に抱いたイメージが最後にはだいぶ変わりますね。みんな優しい良い人達で、大好きです。あたたかい気持ちになれる小説。

辻村さんの小説は作品同士の世界がリンクしてて、登場人物が他の作品に顔を出したりということが良くあるんですが、これもそういうお楽しみがあります。読めば読むほど細かく繋がってて感動するばかり。過去作品も色々読み返したいなぁ。

<100冊目>


年間100冊達成しました…!本当にギリギリで焦って、12月なんてひと月で13冊読んでる;大して読んでるとは言えない冊数なのですが、読む速度が遅いものでなかなか。とりあえず目標達成できてほっとしました。

でも来年は100冊を目標にするのはやめようと思ってます。これ今4年くらい続けてるんですけど、早く読むために読みやすいものを選んだり、焦って読んだりするのは違うかなって思って。冊数にこだわらずに、これまで読んだことないジャンルとかに挑戦してみたいです。50冊くらいは読めたらいいな。読書の他にも色々したいことあるしね。