こどものころにみた夢

こどものころにみた夢

こどものころにみた夢

タイトルどおり夢をテーマにしたアンソロジー。大御所から若手まで作家も幅広く、物語だったりエッセイ風だったり内容も色々です。ただ収録作が多いので、一篇がとても短くて尻切れっぽく思えるものが多かったのが残念。辻村深月さんを目当てに読んだのですが、短すぎて少し物足りなかった。島本理生さんの短編が猫のお話で、猫好きには響きました。すこし哀しくて温かい。それぞれの短編に別のイラストレーターさんの絵が描かれていて、様々で見ていて楽しめます。大人のための絵本という感じ。

<57冊目>